BIG-IPでDSRを設定する方法
今日はBIG-IPでDSRの設定をしてみます。
高コネクションな環境に悩んでる人は一度は考えるかと思います。
なるべく共通リソースの負荷は下げたいものです、でもLBのコストは抑えたい。
ということで手始めにBIG-IPで設定をしてみたいと思います(時間ができたらLVSもやりたいと思います)
DSRって何?って人のため少しだけ。
DSRはDirect Server Returnの略です。
端的に言うと、クライアントからのリクエストをLBがサーバに分散し、サーバのリプライはLBを経由せず、直接クライアントに返すというものです。
通常:Client -> VIP(LB) -> Server -> LB -> Client
DSR:Client -> VIP(LB) -> Server -> (SW) -> Client
要はLBの負荷を下げたいってことです。
さて肝心の設定ですが、まず注意点です。
・L7バランシングではなくL4バランシングで。
・L3DSRは別途DSCPを使う等、手順が異なります。
◯設定サマリー
- デフォルトのFastL4 ProfileをベースにカスタムProfileを作成する
- NodeとPoolを作成する
- Virtual Serverを作成、この時Port TranslationとAddress Translationをdisableにし、1.で作成したプロファイルを適用する
- サーバにLoopbackを作成する。GWはコアSWに設定。
◯設定詳細
さて、ここから具体的な設定ですが、、
なんとトラブルで完遂できず次回に持ち越しです。。。
忙しいですが来週なんとか!
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