Amazon-Web-Services-クラウドデザインパターン実装ガイドを読んでみた
設計ガイドを電子書籍で読んで、その勢いで実装ガイドも読んでみました。実装ガイドは色々なパターンを想定してEC2、Route53、S3、CloudFront、RDS、ELBについてその設定方法がスクリーンショット付きで解説してあります。
感想/所感
書いてある内容は冒頭の通りです。上記5項目の基本的な説明だけでなく、例えばAuto Scaleなどについても実際の設定方法が書かれています。ストーリーに沿ってこういう場合にはこれという記載方法になっているので、WEBで設定方法を調べるのとは違う観点で一冊持っておいても良いかなという一冊かと思います。
メモ
基本的な使い方以外に気になった点をメモしていたので残しておきます。検索してもワードが絞りづらく情報を引っ張りづらいものもありますので良かったです。
EC2のDiskについて
- provisioned iopsボリューム
- 従量課金
最大2,000
ディスクはインスタンスと一緒のAZにする
ディスクの増設
EBSのスナップショットから増量したEBSを作成
エフェメラルを使う場合はinstance store volumesを選択
S3について
- s3の利用
- CNAMEを登録してドメインが同じになるように
バケットのパーミッションをallowにする
s3fsでマウント+CNAME
S3のキャッシュ後の変更について
- 即座に変更するならリネーム
無効するならinvalidate
S3のstorage index
- 検索のためのメタデータはEC2のDBへ
s3上にコンテンツを配置してるのでメタデータがのる
s3への効率的なアップロード
- EC2インスタンス経由
s3cmd(安定している?)
サイトがajaxを使ってる場合、ホスト名がs3とec2で別になり、same-originポリシーに引っかかる。
RDS
- RDSのバックアップ
- 自動バックアップはInnoDBのみ。
- デフォルト一日前、最大35日
- RDSはデフォルト接続不可
- スナップショットはs3に保存される
- マルチAZを使うとスレーブ側からスナップショットを取る
タイプやサイズ変更は停止をともなう
リードレプリカ。右クリックから簡単に起動可能。リードの分散は上位で実施する。
ELB
その他
- cloud formation
- 各種インスタンスをまとめて起動
インスタンスのタイプ、リージョン、AZ、アドレス、セキュリティグループ
auto scalingを構成する機能
- launch configuration
- auto scaling group
- scaling policy
cloud watch
auto scaling command line tool
auto scalingの注意点
逆のポリシーも作成してインスタンスを減らす。その際のアラームは10%超えた戻りにするなどする
as-put-scheduled-update-groupコマンドで指定の時刻にauto scaling groupの設定を変更可能。最大インスタンス数など。
cloud frontのurlパスマッチングを使ってリライトと同様に複数のオリジンを使用できる
シェアして頂けると嬉しいです。
参考になったという方がいれば是非お願いしますm(_ _ )m
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